Last up date 2024/02/12

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発表申込締切を延長しました(2023/12/14)
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第30回社会情報システム学シンポジウム

概要

 社会情報システム学研究会では,2024年2月9日(金)に,第30回社会情報システム学シンポジウムを社会情報学会との共催にて開催いたします.本シンポジウムでは,30周年の記念シンポジウムを行いますとともに,社会情報システム学に関する最先端の研究発表を公募します.
 本年は,30周年を記念して,「社会情報システム学30年の夢と現実」と題した記念シンポジウムを行います.講演者として,本シンポジウムに深いかかわりのある富山慶典先生,遠藤薫先生,寺野隆雄先生,藤村考先生,山本仁志先生をお招きして,各先生の抱いていた夢と現実を語っていただきます.
 開催形式は,ハイブリッド形式を想定しています.ご関心をお持ちの多数の方々のご参加をお願い申し上げます.


   
              
富山慶典先生
(群馬大学)
      遠藤薫先生
(学習院大学)
      寺野隆雄先生
(千葉商科大学)
     
藤村考先生
(大妻女子大学)
      山本仁志先生
(立正大学)



日時: 2024年2月9日(金)10:00~17:00
記念シンポジウム
テーマ:
社会情報システム学30年の夢と現実
会場: 電気通信大学 UECアライアンスセンター 100周年記念ホール
所在: 東京都調布市小島町1-1-1(アクセス

プログラム(予定)
2024年2月9日
10:00~11:40 一般セッション講演 1
情報化社会とメディア・教育
11:40~13:00 休憩
13:00~14:40 一般セッション講演 2
社会システムとIT/IoT
14:40~15:00 休憩
15:00~17:00 30周年記念シンポジウム
社会情報システム学30年の夢と現実


 <優秀発表賞>
     1-2 コロナ禍における青年期女子の「ネット疲れ」の実態
        片山千枝

 <30周年記念シンポジウムプログラム> 社会情報システム学30年の夢と現実  司会:岡田勇(創価大学)
講演1「電子民主主義と社会情報システム学」(富山慶典:群馬大学)   
集合的意思決定過程論の立場からアプローチする電子民主主義の研究を、社会情報システム学の基本的な枠組みとなっている「太田フレーム」で捉え直しながら、問うべき問いを考える。
講演2「2100年メディア世紀への旅の途上で―インターネットからAI社会へ、そして―」(遠藤薫:学習院大学)
第一回社会情報システム学シンポジウムが開催された1995年は、まさにインターネットの普及が急激な加速を始めた年だった。その約30年後の現在、AI化が驚異的な展開を始めた。機械と共生する社会の動態と倫理について検討する。
講演3「組織学習の概念とエージェントベースモデリング」(寺野隆雄:千葉商科大学)   
講演者がエージェントモデリング研究を始めるきっかけのひとつは、1990年代初め、日本企業の行動を暗黙知と形式知の変換で説明する組織学習のSECIモデルを機械学習の立場から解明しようという課題であった。これまで、この課題に関連する研究を実施してきたが、その内容を概観し、今後の方向性を論ずる。
講演4「電子価値流通の四半世紀と将来」(藤村考:大妻女子大学)   
電子価値流通の研究は1998年頃に始まるが、NFTの普及によって大きく前進した。Real-World Assets (RWA)のトークン化など、新たな段階を迎えつつある電子価値流通の将来について議論する。
講演5「社会情報システム学に育てられた研究者達」(山本仁志:立正大学)   
太田敏澄先生が立ち上げの中心となった社会情報システム学を学び研究者となった太田研究室出身者は現在各分野で活躍している。本発表では、エージェントシミュレーションを中心に社会情報システム学を研究してきた発表者をはじめ、現在中堅研究者として活躍する太田研究室出身者が社会情報システム学に抱いた夢とその道のりについて概観する。
  <一般セッションプログラム>予稿集一括ダウンロード
セッション1: 情報化社会とメディア・教育
 座長:諏訪博彦(奈良先端科学技術大学院大学)
   1-1 地方のリカレント教育を取り巻く課題に関する研究
     山路学,山本仁志
   1-2 コロナ禍における青年期女子の「ネット疲れ」の実態
     片山千枝
   1-3 情報化社会における新たな触覚の哲学的考察
     霜山博也
   1-4 わが国における情報化社会の進展における情報連携と情報統合に関する一考察
     税所哲郎
   1-5 都道府県と政令指定都市における情報公開・個人情報保護審査会の委員に関する事例研究
     本田正美

セッション2: 社会システムとIT/IoT
 座長:小川祐樹(東京都市大学)
   2-1 海外子会社で発生する会計不正を防止するための内部統制の研究
     舘俊輔,石島 隆
   2-2 ITガバナンスとITマネジメントにおけるデジタル活用能力
     石島 隆
   2-4 意思決定主体および実現可能な状態の増減に関するパレート効率性の保存についての数理的分析
     猪原 健弘
   2-5 BLE受信状況に基づくバス乗客の体感混雑度推定手法の検討
     池永拓海,松田裕貴,後藤逸兵,上田健太郎,諏訪博彦,安本慶一


<参加費等>
  • 参加費:登壇者3,000円(当日の発表者のみ),聴講者(無料)
  • 懇親会費:4,000円(予定)

<一般セッション講演論文応募規定概要>
  • Web上の画面にて,300字程度の要約および必要事項を記入の上,2023年12月15 日(金)2023年12月22日(金)(必着)【締切延長】までにgoogleフォームからお申し込み下さい.
  • プログラム委員会にて申込内容に基づき審査を行い,採否を決定いたします.採否の連絡は,12月末までに行います.
  • 採録の方は,2024年1月26日(金)必着にて,カメラレディ原稿をお送り下さい.
  • カメラレディ原稿は,A4版6枚程度で,図表を含みます.
  • 予稿集は,電子データとして公開いたします.
  • 一般セッションの発表時間は一人20分とします.発表15分,質疑5分を目安としてください.

<過去の開催情報>
第29回社会情報学システム学シンポジウム
第28回社会情報学システム学シンポジウム
第27回社会情報学システム学シンポジウム
第26回社会情報学システム学シンポジウム
第25回社会情報学システム学シンポジウム
第24回社会情報学システム学シンポジウム
第23回社会情報学システム学シンポジウム
第22回社会情報学システム学シンポジウム
第21回社会情報学システム学シンポジウム
第20回社会情報学システム学シンポジウム
第19回社会情報学システム学シンポジウム
第18回社会情報学システム学シンポジウム

<お問い合わせ先>
社会情報システム学研究会事務局 研究会幹事 諏訪博彦 e-mail:h-suwa<at>is.naist.jp